2021.12.06

食べる

【さつまいもの無限レシピ!】農家に教わる「大学芋」は甘~い蜜がたっぷりの【懐かしおやつ】

さつまいもを使った定番おやつといえば「大学芋」。子どもの頃に給食で親しんだ人も多いのでは?さつまいもの産地、茨城県行方市の農家に教わった大学芋は、外はカリッと、中はホクホクしっとり!食べだしたら止まらない懐かしい味、おうち時間に作ってみませんか?


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おいしさの決め手は、揚げる前の“下茹で”



昔ながらのレシピを教えてくれたのは、茨城県行方市で農業を営む髙木裕子さん。「大学芋はおやつにもお弁当にもぴったり!作るときのポイントは、さつまいもを下茹でしてから揚げること。中がパサつかず、しっとりした食感になりますよ」。



下茹でしてるから、揚げるときに火の通りを気にしなくていいのもうれしいですね。



冷めてもおいしい!「大学芋」



材料(作りやすい分量)
さつまいも…1~2本(約200g)
しょうゆ…小さじ1
砂糖…大さじ4
水…大さじ2
黒いりゴマ…適量
揚げ油…適量

作り方
1.さつまいもは一口大に切り、水に10分さらしてアクを抜く。



今回は、半月切りにしてみました。1cm幅がちょうど食べやすいサイズ♪



2.鍋に湯を沸かし、沸騰したら1を入れて3分茹でる。茹で上がったらざるに上げ、キッチンペーパーで水気を拭く。



揚げたときの油ハネを防ぐため、水気はしっかり拭きましょう!



3.油を165℃に熱し、2を揚げる。表面がきつね色になり、カリッとしてきたら油切り網に乗せる。





4.小鍋に砂糖、水を入れて中火にかける。薄く色づいてきたらしょうゆを加え、3を入れて絡める。



焦げ付かないように、ヘラでかき混ぜながら加熱します。



このくらい色づいてきたら、しょうゆを加えます。





5.器に盛り、黒ゴマを振りかけて完成!



香り高い黒ゴマは、大学芋の濃厚な味わいにぴったり。プチプチした食感がいいアクセントになっています。

てりっとした黄金色に仕上がりました!



水と砂糖だけで作った蜜は、スッキリした甘さで、さつまいもの風味を引き立てます。

下茹でしたおかげで食感も最高 !外側はカリッと、中はホクホク。



さつまいもと黒ゴマには、免疫機能を高めるビタミンEがたっぷり。脂溶性ビタミンなので、油を使って調理すると体に吸収しやすくなります。

昔からおやつとして親しまれてきたのは、おいしさに加え、栄養面でも優秀だからかも。

この花を見かけたら、運がいい?

髙木さんの畑で見つけたきれいな花。これはさつまいもの花なんです。



南国ではよく咲くそうですが、日本では沖縄県を除いてめったに咲かない貴重な花。

朝顔のような、とってもかわいらしい花を咲かせるさつまいもなのでした♪


髙木裕子さん

茨城県行方市で、夫の雅雄さん、息子夫妻と一緒にさつまいもを栽培。家庭では、自慢のさつまいも料理を作る。行方産のさつまいもは、首都圏のスーパーなどで購入できる。JAなめがたしおさいonline storeでは、すぐに食べられる冷凍焼きいもが購入可能!

JAなめがたしおさい 甘藷部会連絡会
住所:茨城県行方市島並857-35
電話:0299-72-1880
HP:https://ja-ns.or.jp/

取材写真/加藤優里 レシピ写真/大村夏子 取材協力/JAなめがたしおさい

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