みなさん、さつまいも好きの聖地と呼ばれるテーマパークがあるのをご存じですか?その名も「らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジ」。日本有数のさつまいも産地・茨城県行方市にあり、さつまいものことを楽しく学んだり、お芋スイーツを食べたり作ったりできるらしい…。わたしもさつまいもラバーの一員として突撃してきました!結果、さつまいも好きに限らず、家族がのんびり楽しく過ごせるハッピーな場所ということが判明~♪さっそくレポしていきますね~!【農家直伝!年末年始のさつまいもレシピ】食べ応え満点「ゴロッとさつまいもサラダ」は優しい甘さ&ホクホク♪「らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジ」とは?「らぽっぽなめがたファーマーズヴィレッジ」は、茨城県行方市に位置する体験型農業テーマパーク。
豊かな自然の中で農業体験ができるほか、焼き芋について学べるミュージアムや、さつまいもを使った料理が味わえるレストランやカフェがあります。
行方市内農家のさつまいも畑。広い!実はわたし、数年前に茨城県行方市にはお仕事で来たことがありまして…。
干し芋の取材だったのですが、その時に取材先の農家さんからおすすめされたのがこのテーマパーク。
家族でいつか行きたいな~と思ってたので、夢が叶いました。
都内からだと、車で約90分~2時間ほどかかります。
ちょっと遠いかな…?と思いきや、「この空の広さ、覚えてるぞ~」と思いながら、広々とした風景を眺めつつ車を走らせたらあっという間に到着!
さっそく駐車場からエントランスのあるメインの建物へ移動…って、なんか見た目が小学校なんですけど!
それもそのはず、もとは100年以上の歴史がある小学校なのだとか。
残念ながら2013年に少子化で廃校になったものの、子どもたちの成長を100年以上も育み続けてきた大切な場所を、もう一度笑顔でいっぱいにしたいという想いから、テーマパークに生まれ変わったそうです!
さっそく「やきいもミュージアム」へ!エントランスでは公式キャラクターの「焼き右衛門(やきえもん)」がお出迎え。このキャラ、焼き芋の妖精らしく、ミュージアム内のあちこちで見つけられますよ。
子どもと一緒に探してみるのもおもしろいですよ~!
1Fサービスカウンターでチケットを購入したら、2Fのミュージアムへ。
さつまいもカラーの生徒手帳もゲット!ミュージアム内で焼き芋のことを勉強しながら、手帳内に書かれた問題に答えていきます。
大学いもと焼き芋のお土産をここでもらえるんです♪やったー!
展示室では、さつまいもの歴史や種類について楽しく学べるようになっています。
こちらは焼き芋に関連した偉人がいる「やきいも学級会」の教室。
机のそばには音声ボタンが置かれ、焼き芋にまつわるエピソードを偉人たちが説明してくれますよ!「やきいも学級会」のオリジナルキャラクターであり、副担任の「なえざわまなぶ」先生。
日々、さつまいもの研究に忙しい先生の机には、さつまいもの種子が!
黒紫の小さい丸い種でした。さつまいもの苗しか見たことなかったので、レアなものを目撃できました。
こんな顔ハメパネルも。あるとやっぱり撮りたくなりますね(笑)。
黒板には品種の分類図が貼り出されています。こんなに種類があって、味わいも違うんですね。
知らないさつまいももたくさんありました。
こちらは江戸時代の"おいものレシピ123選”(!)。
これだけ料理があるってことは、さつまいもって昔から日本人に親しまれてきた食べ物なんですね。
わたしは絶品レシピの「塩蒸しやきいも」が気になりました。
レシピによると「さつまいもを水に浸してから塩を厚く塗りつけて、炭火の中で蒸し焼きにする」とのこと。
塩気がいい具合にさつまいもの甘みを引き出してくれそう!アウトドアでチャレンジしてみようかな♪
ベランダ付近からの景色が、ザ・小学校。
展示室が教室なのもあって、小学生の気分になりますね~。
こちらは本物とそっくりに再現したキュアリング倉庫ゾーン。
キュアリングとはさつまいもの保存技術のこと。収穫したさつまいもを適度な温度と湿度で貯蔵すると、皮の下にコルク層ができて傷むのを防いでくれるそう。
年間を通しておいしいさつまいもが売られているのも、この保存技術のおかげなんですね。
残念ながらこの日は、ファクトリーゾーンはお休み。通路から製造場所を見学するのみとなりました。
稼働している日は、工場の一員として、焼き芋やお菓子が製造される様子を見れるようです。
また、希望制でおいもスイーツの手作り体験(料金別途)もできるそうですよ!
施設を抜けると校庭に出られます。
写真撮影時は6月だったので、シロツメクサが一面に咲いていてほんわかした気持ちに。子どもたちは遊具めがけて走っていきました。元気!