スガキヤ、スガキヤ、すきだがや~♪と愛知県民なら口ずさんでしまう、われらがソウルフード「スガキヤラーメン」。豚骨白湯スープに魚介系のだしを合わせた和風とんこつ味のラーメンなんですが、なんと、料理研究家のリュウジさんがその味をわずか10分で再現することに成功したそうです。わたしが幼い頃から慣れ親しんだあの唯一無二のスガキヤラーメンを10分で再現できるなんて…。疑う余地しかない(笑)。【リュウジの問題作】アンチは見るな!『味の素』を限界までぶち込んだラーメン作ってみた!限界って…⁉東海地方のソウルフード「スガキヤラーメン」とは? 1946年に名古屋で創業し、東海地方を中心に展開するラーメンチェーン「スガキヤ」。豚骨系スープと魚介系だしを合わせた和風とんこつ味のラーメンが老若男女に幅広く愛されています。
ちなみに、下の画像が一番オーソドックスな「スガキヤラーメン」で、税込430円。
画像:スガキヤ公式HPより2年くらい前までは360円、わたしが子どもの頃の数十年前は1杯270円くらいだったんですよ。めちゃめちゃ安いですよね。
東海3県のショッピングモールやスーパーのフードコートにはだいたい「スガキヤ」があるんですが、最近では、名城大学、愛知学院大学、愛知工業大学など大学のキャンパス内にも出店しているんです。それくらい東海地方での“スガキヤ愛”はすごいんです(笑)。
リュウジさんは千葉県出身だそうですが、昔、銚子にあった店舗で食べて「めっちゃうまくて安い」と感動し、いつか再現したいと思っていたそうです。
では、リュウジさんの再現レシピで「スガキヤラーメン」を作ってみましょう。
リュウジさんの「スガキヤラーメン」再現レシピを作ってみた!
材料と作り方はこちら。
【材料】1人分中華麺...1袋
水…250ml
牛乳…50ml
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ1
和風だしの素(顆粒)…小さじ1
うま味調味料…4振り
ラード…7cm
塩…ひとつまみ
こしょう...2振り
しょうゆ…小さじ1
◆トッピング お好みで
長ねぎ(小口切り)…適量
温泉卵(市販)…1個
メンマ(市販)…適量
チャーシュー(市販)…適量
ホワイトペッパー…適量
うま味調味料は味の素「ハイミー」がおすすめとのこと。
今回、温泉卵は市販のものではなく自分で作りました。鍋でたっぷりのお湯をぼっこぼこに沸騰させたら火を止め、そこに卵を入れて15分放置するだけ。
【作り方】1. 鍋に水、牛乳、和風だしの素、鶏ガラスープの素、うま味調味料、ラード、塩、しょうゆを入れ、加熱します。
沸いたらこしょうを加え、これでスープの完成。
香りはスガキヤラーメンの香りとはぜんぜん違う(笑)。スガキヤラーメンはもっと和風だしのいい香りがしますが、これは、ハイミーなのかなんなのか、ちょっと不思議な香りがします。
これで、本当にスガキヤラーメンになるのか…不安。
2. 別の鍋にお湯(分量外)をたっぷり沸かし、麺を袋の表示通り茹でます。今回使用した麺の茹で時間は2分30秒でした。
3. 湯切りしたラーメンを器に入れ、お好みのトッピングをのせ、ホワイトペッパーをかけて出来上がり。
チャーシュー、メンマ、長ねぎをのせると…。
おお~、スガキヤラーメンっぽい。いい感じ。
リュウジさんはさらに温泉卵をトッピングしていましたが、わたしは何百回とスガキヤラーメンを食べているものの一度も“卵入り”を食べたことがない(笑)。一般的に、チャーシュー、メンマ、長ねぎがのった一番オーソドックスなタイプがスガキヤラーメンの一番人気なんですよね。
ですが、今回は、リュウジさんを真似て温泉卵もトッピングすることに。
温泉卵を殻から取り出すときに失敗して崩れてしまいましたが、ご愛敬(笑)。
調理時間は、温泉卵を作る時間を除いて4分。5分もかかりませんでした。爆速です。
では、食べてみましょう。