2024.03.10

食べる

【農家直伝】しいたけ焼くとき「ひだを上にする」意味とは!?にじみ出るエキスに塩パラパラ~が大正解!



2.魚焼きグリルの網にひだを上にして載せ、中火で焼く。



3.ひだにプツプツと水滴が出てきたら塩を振る。



「火が通ると水滴が出てきます。これが、旨味成分!」(貫井さん)



さっと塩を振ることで、しいたけの中の水分が凝縮され旨味がより濃くなります。



取り出すときも、旨味成分がこぼれないよう慎重にお皿に移しましょう!

「味付けは、しょうゆやマヨネーズなども合うんですよ。お好みでどうぞ」(貫井さん)

それでは、しょうゆを少し付けていただきたいと思います。



さっそく試食!厚いのと薄いのではどっちがおいしかった?

じっくり火を通し、旨味成分を凝縮させた焼きしいたけの味は格別です!
焼いているときから食欲をそそるいい香りを放ち、プリプリの歯ごたえと共に口いっぱいに芳醇な香りが広がります。

今回、薄いしいたけと厚いしいたけの2種類を焼き、食べ比べをしてみたのですが…
断然、厚いしいたけの方がおいしかったです!焼いてもしいたけの水分=旨味が蒸発することなく分厚いかさに保たれているので、焼きしいたけを作るときは厚いしいたけをオススメします。

次回はマヨネーズを付けて食べてみようっと♪シンプルなので、いくらでも食べられちゃいます。
ぜひ、しいたけをたくさん用意して作ってみてくださいね。

貫井さんは、今回紹介した焼き方の他にも、しいたけに関する情報をホームページなどでも発信しています。そちらもぜひ、ご覧ください。


貫井園

貫井香織さん

埼玉県生まれ。大学卒業後、コンサルティング会社、PR会社を経て、2008年に父親が経営する「お茶としいたけ 貫井園」に就農。原木しいたけ栽培において農林水産大臣賞を5度受賞の同園で働きながら、ワインに魅せられ、2016年に醸造用ぶどうの栽培を開始。2022年から、自家製ぶどうによる醸造ワインの販売を手掛ける。
2015年第10回さいたま輝き荻野吟子賞、2017年農業女子アワード「農業女子の知恵・夢部門」、2018年6次産業化アワード奨励賞を受賞。農業女子プロジェクトメンバー。

●貫井園ホームページ
http://www.nukuien.com/

●インスタグラム @nukuien
https://www.instagram.com/nukuien/

写真提供/貫井園 写真/野口花梨 スタイリング/浅利類 取材協力/JAいるま野

Pick up

Related

Ranking